【人からの評価】当てにならない⁈上司からの気になる評価!

仕事
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ボーナスや人事、昇給など、上司からの評価で決まったりする今日この頃。

自分の評価が上がっていれば、「自分はガンバった、上司に正当に評価された!」と思ったり、評価が下がれば、「上司はどこ見てるんだ、正当に評価されてない!」と思ったりしませんか?

そんな上司からの評価、要は人がする評価って、意味あるの?というお話。

結論から言いますと、人のする「評価」には、意味ありません

人が人を評価する上で、様々なバイアスがかかります。要は思い込み。

評価される人の目を見て、「こいつは熱意がある!」とか思ってしまったら、その時点で人は人に正当な評価は出来ないのです。

でも、逆に評価をくだす人は「自分は正当な評価をした」と思い込んでますよね。リーダーシップ、やる気などを見て自分は合理的に判断したんだと思い込みます。

じゃあ、人は本当に合理的に判断できるのか?

今回は人間が、いかに合理的に物事を判断できないか⁈というお話です。

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【ファスト&スロー】人は「見たものがすべて」、自信は当てにならない

心理学者にしてノーベル経済学賞受賞したダニエル・カーネマンさんの著書、【ファスト&スロー】の本の中に出てくる、「リーダーのない集団課題」。

ある軍隊で、幹部養成学校に送り込む候補者の選抜として、お互い初対面の候補者8名が、識別用のゼッケンだけ付け、過酷な課題に挑み、リーダーシップ、自己主張が激しい、従順、傲慢、忍耐強い、逆上しやすい、根気がある、臆病といった傾向のチェックをした。ストレスのかかる状況下で、各人の人間性が自ずと現れた。

いくつかのテストを観察して、何人かで意見交換をし、話し合った上でリーダーシップ能力の評価をまとめたが、たいして難しくはなかったと感じた。

というのも、各人のリーダーシップスキルを目の当たりにしたからで、何人かは優秀なリーダーに見え、何人かは弱虫で、何人かは無能なくせに傲慢のように見えた。幹部候補から外される人も少なからずいたが、大半は平凡だが見込みがないわけではなかった。

意見がまとまる頃には、自分たちの評価にすっかり自信を持っていた。「可もなく不可もないけど、まあ何とかやってくだろう」とか、「こいつは将来のスターだ」などと断言できる気でいた。

ところが、幹部養成学校の教官から数ヶ月後にフィードバックを受けると、自分たちの評価が皆無に等しく、当てずっぽうよりは少しマシな程度。

観察した行動から受けた印象に過剰な自信を持ってしまい、「見たものがすべて」になってしまったんですね。

では、どうしたらもっとマシで正当な「評価」ができるのか?

【ファスト&スロー】単純で統計的なルール

人を評価したり、採用などするときには、単純で統計的なルールを用いることで、より正確で最高の人材が得られる。

単純で統計的なルールとは、仕事での必須な適性を決める。

いくつかの質問確認でその特性が洗い出せるものがよい。

技術的な理解力、信頼性、社交性など欲張らず6項目くらいにしておく。

その質問リストに、採点方式を加えて、5段階でもいいし、その傾向が強い、弱いといった具合でもいい。

最後に、個別に評価された属性を統計的に統合することで、さらに信頼性が上がる。間違っても、最終的に責任者などの総合評価で、最終決定してはいけない。あくまで、統計的にすること。

会社で、正当な評価を受けてないと思ったら

とはいえ、今現在の会社などでは、単純で統計的なルールを用いて人の評価などはしておらず、だいたいが上司の感情や、「見たものがすべて」で決めているのが現実。

なので、単純で統計的なルールを用いてない評価には、その人によって、上がっていても下がっていても、「あまり意味はないんだよ」、ということを理解していれば、納得のいかない評価を仮に受けても、そんなに腹立たしくは感じないんじゃないでしょうか?

ただ、高く評価された人は、その評価自体「あまり意味はないんだよ」なんて言われようものなら、逆上すること間違いナシ!

単純で統計的なルールを使わずに、「見たものがすべて」で決めたり、「相手の目を見て熱意を感じた」などといった感じで選んだ評価には、合理性がないことがよくわかる。ハロー効果などの心理的要因も加わって、さらに合理的に考えてるようで、考えられなくなる。

最近のコロナウイルス騒動で、トイレットペーパーなどを買い貯めるといった訳のわからない行動に出る人も。トイレットペーパーは、ほぼ国産でまかなわれてるのに、「なくなるんじゃないか」といった不安から、買い貯めてしまう行為も、いかに人が合理的でない行動をとってしまうかがわかります。

そういった、人の合理的でない行動やハロー効果など、様々な人の心理がわかる本、心理学者にしてノーベル経済学賞受賞したダニエル・カーネマンさんの著書、【ファスト&スロー】。

いかに人が合理的な判断ができないか、ファストな直感とスローな考察を知りたい人にはオススメです!

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