10月の出会い

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夕日と共に

朝、ひと仕事を終えてクルマで

走っていると、目の前をブンブン

飛び回るヤツがいる。

 

「また、お前か」

 

思い返せば、昨日の夕方。

秋晴れの空で、気持ちが良く

クルマの窓を開けていた。

すると、一匹のハエが

迷い込んできた。

ブンブン、ブンブンと目障りなヤツ。

気になるも、気にせず仕事に集中。

目障りなヤツのことも忘れ、

次の日を迎える。

今日は、今年一番の冷え込みで、

朝から寒い。

ひと仕事を終えて、次の仕事まで

約1時間半のドライブ中。

寒かったので、暖房を入れ、

快適なドライブ。

すると、何処からともなく、

ブンブン、ブンブン、

飛び回ってるではありませんか。

 

言葉はいらない

「まだいたの?」

 

彼は、返事はしない。

 

ブンブン、ブンブン

飛び回るだけだ。

 

左右の窓を開けるも、

なかなかどうして、出ていかない。

そう思った瞬間、彼は窓から

一瞬飛び出し、また戻ってきた。

 

「そうだよな、外は寒いからな」

 

彼は、返事はしない。

 

ブンブン、ブンブン

飛び回るだけだ。

 

あまりにも目障りなので、

せめてどっかに、とまってくれよ。

そう思った瞬間、彼は助手席の

シートの座席の上にとまった。

ようやく、目障りだった彼の

飛び回りも終わり、ひと安心。

 

しばらく走っていると、

 

ん、

 

なんだ、

 

まてよ、

 

なんかムカつく。

 

オレはお前の運転手じゃないんだよ。

 

とまった場所もワルい。

よりによって、助手席のシート。

ブンブン飛び回られても目障りだし、

とまったらとまったでムカつく。

 

なんだかなーと、思っていたら

またブンブン飛び回りだし、

目障りだなぁと思った瞬間、

運転席の窓から、外へとびだした。

別れは突然やってくる

今まで散々、目障りだったけど、

いきなり居なくなると、

それはそれで

なんだか悲しい。

 

別れは突然やってきた。

彼ではなく、彼女だったかもしれない。

 

そんな切ない一日だった。

 

 

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