【古民家に泊まる】そこには本物がある 蚊帳で眠る宿 勝右衛門

国内旅行
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奈良の旅、最終日は古民家【勝右衛門かつえもん】に宿泊。

久しぶりにアテのない旅だったので、前日に

Booking.comでポチリ。

とは言っても、全て妻にやってもらったので、

どんなところか行ってからの楽しみ。

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大正時代に建てられた宿と、近くにある古墳

なんせ、アテのない旅なので、チェックインも

チェックアウトも時間どうりにいかず、それでも

笑顔で対応してくれたので、

大変ありがたかった。

法隆寺を散策した後、

夕食は自分たちで済ませた。

道中にあった「餃子の王将」に行き、

久しぶりの王将に感激。

pm7:00チェックインなのに、pm6:00に

着いてしまい、

テキトーな妻は、

「行けばどうにからるって」

と言い残し、一人古民家を探しに出た。

電話すればイイのに、とボクは心の中で思いつつ、

妻は仕事で培った度胸で、民家に飛び込んだ。

番頭のダンディーな中島さんは、

快く対応してくれ、

近くに古墳があることを教えてくれた。

さっそく二人で、

日が暮れる前にと急いで古墳へ。

徒歩5分ほどで着くと来たので、行ってみると

さっそく看板があった。

雑木林を抜けると、

古墳に到着。

中にあった石棺を見て、

エジプトのギザのピラミッドを

思い出す。

ピラミッドの中にも石棺があり、

死者を弔う気持ちに、

国境はないんだなと思った。

でも、そこは雑木林。

蚊が耳元でブンブン飛ぶので、

妻と急いで古民家に逃げ込んだ。

江戸の時代と変わらない風景。

昔はここを、袴でちょんまげな人が歩いてるのが

想像できる。

古民家【勝右衛門】の前に到着。

昔懐かしい、古き良き日本の家が

そこにはあった。

ロマンチックな蚊帳での就寝

風呂も、番頭さん自ら薪で焚いてくれた。

部屋から外を歩いて、少し離れたところにある

風呂場。

薪で焚いてくれた風呂は、夏には少し暑く、

これって

冬に来たらちょうどイイかも?とも思った。

時間もゆっくり流れ、

何もしない贅沢なひとときを味わう。

風呂に行っているあいだに設置してくれた蚊帳かや

昔ながらの家なので、

夏にはいろんな虫が室内へと訪れる。

ふすまや窓を全開で寝てみたかったけど、

そんな度胸もなく

疲れきった一日に就寝。

翌朝目を覚まし、妻に

「昨日は疲れてたんだね、

 イビキが響き渡ってたよ。」

と言われ、

日本ならではの狭い空間や、母屋の方々に対する

恥ずかしさと酷く申し訳ない気持ちで

いっぱいになった。

朝は番頭さんがコーヒーをわざわざ入れてくれ、

今までのほとんど宿泊客が外国人旅行客で、

このコロナで外国人旅行者の激減にみまわれ、

今では日本に住んでいる外国人や

日本のお年寄りに人気だそうです。

僕たち夫婦の感想はと言えば、

なんだかどこか懐かしい、

昔、おじいさんの家に泊まりに行った時の感覚に

すごい似ていた。

10代、20代の方でも、

新たな自分への発見があるかも?

一日1組限定の、貸し切りタイプの宿なので、

コロナ対策もグーです。

出発のとき

「朝は10時に出ます」と、

番頭さんには伝えておいたのに、

結局9時に出発することになってしまった。

女将おかみの松本さんには、お出迎えやお見送りに

綺麗な着物姿を見せてくれたのに、

こちらのアテのない旅に付き合わせて

バタバタしてしまい、大変申し訳ありません。

何が大事か、本質を見極めている番頭さんと

女将でした。

いろんな季節に、いろんな顔を見せてくれ

そうな、そんな素敵な古民家【勝右衛門

でした。

今から、飛鳥村へ行ってきます。

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古民家【勝右衛門】の場所

古民家の宿 勝右衛門 奈良県御所市
奈良の伝統的な古民家でやすらぎのひとときを。 裏山から爽やかに響く鳥の声。中庭の木々や苔の緑色。癒しの空間をご堪能ください。 古民家ぐらし 古民家の宿 勝...

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