奈良の旅、最終日は古民家【勝右衛門】に宿泊。
久しぶりにアテのない旅だったので、前日に
Booking.comでポチリ。
とは言っても、全て妻にやってもらったので、
どんなところか行ってからの楽しみ。
大正時代に建てられた宿と、近くにある古墳
なんせ、アテのない旅なので、チェックインも
チェックアウトも時間どうりにいかず、それでも
笑顔で対応してくれたので、
大変ありがたかった。
法隆寺を散策した後、
夕食は自分たちで済ませた。
道中にあった「餃子の王将」に行き、
久しぶりの王将に感激。
pm7:00チェックインなのに、pm6:00に
着いてしまい、
テキトーな妻は、
「行けばどうにからるって」
と言い残し、一人古民家を探しに出た。
電話すればイイのに、とボクは心の中で思いつつ、
妻は仕事で培った度胸で、民家に飛び込んだ。
番頭のダンディーな中島さんは、
快く対応してくれ、
近くに古墳があることを教えてくれた。
さっそく二人で、
日が暮れる前にと急いで古墳へ。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/59E10008-E1B6-4FF3-B748-CAB1EBCF344C.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
徒歩5分ほどで着くと来たので、行ってみると
さっそく看板があった。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/A9D6EF65-441A-466E-B5E8-FFD098BD40C2.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
雑木林を抜けると、
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/2C3ADF47-A82B-44E9-B3EF-398AA02A7FF9.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
古墳に到着。
中にあった石棺を見て、
エジプトのギザのピラミッドを
思い出す。
ピラミッドの中にも石棺があり、
死者を弔う気持ちに、
国境はないんだなと思った。
でも、そこは雑木林。
蚊が耳元でブンブン飛ぶので、
妻と急いで古民家に逃げ込んだ。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/CA96D70A-414E-4E61-9683-D0521114313A.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
江戸の時代と変わらない風景。
昔はここを、袴でちょんまげな人が歩いてるのが
想像できる。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/B920C5B7-A5D6-4793-9075-8730EF7B7054.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
古民家【勝右衛門】の前に到着。
昔懐かしい、古き良き日本の家が
そこにはあった。
ロマンチックな蚊帳での就寝
風呂も、番頭さん自ら薪で焚いてくれた。
部屋から外を歩いて、少し離れたところにある
風呂場。
薪で焚いてくれた風呂は、夏には少し暑く、
これって
冬に来たらちょうどイイかも?とも思った。
時間もゆっくり流れ、
何もしない贅沢なひとときを味わう。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/7BE18052-6B1D-4D6C-9A60-0F6773AA9C4E.jpeg?resize=800%2C600&ssl=1)
風呂に行っているあいだに設置してくれた蚊帳。
昔ながらの家なので、
夏にはいろんな虫が室内へと訪れる。
ふすまや窓を全開で寝てみたかったけど、
そんな度胸もなく
疲れきった一日に就寝。
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/FC7B0C1D-E21D-47C9-8038-7601B853D015.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
翌朝目を覚まし、妻に
「昨日は疲れてたんだね、
イビキが響き渡ってたよ。」
と言われ、
日本ならではの狭い空間や、母屋の方々に対する
恥ずかしさと酷く申し訳ない気持ちで
いっぱいになった。
朝は番頭さんがコーヒーをわざわざ入れてくれ、
今までのほとんど宿泊客が外国人旅行客で、
このコロナで外国人旅行者の激減にみまわれ、
今では日本に住んでいる外国人や
日本のお年寄りに人気だそうです。
僕たち夫婦の感想はと言えば、
なんだかどこか懐かしい、
昔、おじいさんの家に泊まりに行った時の感覚に
すごい似ていた。
10代、20代の方でも、
新たな自分への発見があるかも?
一日1組限定の、貸し切りタイプの宿なので、
コロナ対策もグーです。
出発のとき
![](https://i0.wp.com/www.carugo2018.com/wp-content/uploads/2020/08/BD877EA0-85AA-4A8C-ABA5-25A65A4CA03D_1_201_a.jpeg?resize=800%2C1067&ssl=1)
「朝は10時に出ます」と、
番頭さんには伝えておいたのに、
結局9時に出発することになってしまった。
女将の松本さんには、お出迎えやお見送りに
綺麗な着物姿を見せてくれたのに、
こちらのアテのない旅に付き合わせて
バタバタしてしまい、大変申し訳ありません。
何が大事か、本質を見極めている番頭さんと
女将でした。
いろんな季節に、いろんな顔を見せてくれ
そうな、そんな素敵な古民家【勝右衛門】
でした。
今から、飛鳥村へ行ってきます。
![](https://i0.wp.com/cf2.bstatic.com/static/img/fb/7/19dadf908acc5e43f190a0a901ec12c3dd36421d.jpg?resize=160%2C99&ssl=1)
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